近年はオンライン型の保険相談窓口が増加していますが、利便性の高さや対応のスムーズさ等から、来店型のショップ窓口もいまだ根強い人気を誇っています。
この記事では、来店型の保険ショップで新規契約・見直し相談を行うメリットと、ショップ利用時によくある質問をまとめています。
来店型の保険ショップを展開するおすすめの相談窓口も紹介しているので、ショップ窓口での相談を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
来店型保険ショップで新規契約・見直し相談を行うメリット

まずは、来店型保険ショップで保険の新規契約・見直し相談を行うメリットについて詳しく見ていきましょう。
様々な保険会社の商品を比較・検討できる
一口に保険と言っても、生命保険・医療保険・自動車保険・火災保険といった様々な種類があり、それぞれ保障範囲や保障内容等が異なります。
そのため、自分にとってどの保障がいくら必要なのかをすぐに把握することが難しく、結局何も加入せずに放置してしまっているという方も少なくありません。
保険ショップでは、こうした様々な商品をまとめて取り扱っており、家族構成やライフステージに合わせて最適なプランを提案してもらうことができます。
医療保障はA社・死亡保障はB社といった複数社の組み合わせも可能なため、よりニーズに沿った契約を結べる点がショップ窓口の大きなメリットです。
子連れでも利用しやすい
来店型保険ショップの多くは、駅周辺やショッピングモールといった立地の良い場所に店舗を構えています。
仕事の行き帰りや買い物のついでに立ち寄りやすく、思い立ったタイミングで気軽に利用できるという点は店舗窓口ならではのメリットと言えるでしょう。
またキッズスペースやベビーベッドを設置している保険ショップも多く、子連れの方への配慮も充実しています。
空き状況によっては予約なしでも利用できる
保険相談窓口の利用は原則として予約制になっており、事前に面談日程を押さえておく必要があります。
確実に担当者と面談できるという点は予約制のメリットですが、「急ぎで聞きたいことがある」「買い物中にふと思い立ったからこのまま相談していきたい」といった方には少し不便な仕組みとも言えるでしょう。
来店型保険ショップであれば、店舗の空き状況にもよりますが、飛び込みでの相談にも対応してもらえる可能性があります。
【2024年最新】おすすめの来店型保険ショップ7選
続いて、来店型の保険ショップを展開するおすすめの相談窓口をチェックしていきましょう。
保険のぷろ

- 保険の新規契約・見直しと新NISA等の資産運用に関する相談をワンストップで実施
- FP資格を持つスタッフが対応するため、無料で質の高いアドバイスを受けられる
- オンライン相談に対応しており、場所や時間を気にせずどこからでも相談サービスを利用できる
取り扱い保険会社数 | 35社以上 |
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対応エリア | 全国(一部を除く) |
相談方法 | オンライン・電話・訪問 |
相談費用 | 無料 |
ほけんの110番

- 約3,000人のFPと提携しており、女性のFPを指名できるサービスもある
- 一般的な保険商品に加え、ペット保険等の取り扱いが少ない商品にも対応している
- 国内の大手生保会社「日本生命」のグループであるため安心して利用できる
取り扱い保険会社数 | 40社以上 |
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対応エリア | 全国(一部を除く) |
相談方法 | オンライン・訪問・来店型店舗 |
相談費用 | 無料 |
ほけんの窓口

- 来店型保険ショップとしては業界最大手であり、全国に約800店舗を構えている
- キッズスペースやベビーベッド等が店内に設置されているため、子連れのお客様でも利用しやすい
- 店舗に空きがあれば予約なしの飛び込み利用でも相談を受けてもらえる
取り扱い保険会社数 | 40社以上 |
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対応エリア | 全国(一部を除く) |
相談方法 | オンライン・来店型店舗 |
相談費用 | 無料 |
保険クリニック

- 契約の“分かりやすさ”を重視しており、簡単に複数商品を比較できる「保険IQシステム」を独自開発
- 商品の比較・分析結果をまとめた「まるわかりシート」を無料で提供
- スタッフの育成にも力を入れており、“マスター資格”を保有するアドバイザーが多数在籍している
取り扱い保険会社数 | 50社以上 |
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対応エリア | 全国(一部を除く) |
相談方法 | オンライン・訪問・来店型店舗 |
相談費用 | 無料 |
保険相談サロンFLP

- 来店型保険ショップとして約20年の歴史があり、豊富な実績に基づく質の高いサービスを受けられる
- 全ての店舗が百貨店やショッピングモール等に入っているため、仕事や買い物のついでに利用しやすい
- 相続相談を専門に扱う「ウーマン・タックス」と提携しており、女性税理士への相談も可能(初回無料)
取り扱い保険会社数 | 30社以上 |
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対応エリア | 全国(一部を除く) |
相談方法 | オンライン・訪問 |
相談費用 | 無料 |
保険テラス

- 保険ショップがカフェのようなデザインになっており、女性の方や子連れのお客様でも入りやすい
- スタッフの得意ジャンルが一目でわかる独自の「マイスター制度」を導入している
- 配付される「金融資産管理ノート」を活用することで、素早く加入状況の共有を行える
取り扱い保険会社数 | 30社以上 |
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対応エリア | 全国(一部を除く) |
相談方法 | オンライン・来店型店舗 |
相談費用 | 無料 |
イオンの保険相談

- 大型店を中心にイオン店内で展開しているため、ショッピング利用と合わせて立ち寄りやすい
- WAON PONTを貯められるイオンカード会員限定の商品を契約できる
- 近くに保険ショップがない場合はオンライン・電話による相談サービスを利用できる
取り扱い保険会社数 | 55社以上 |
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対応エリア | 全国(一部を除く) |
相談方法 | オンライン・電話・来店型店舗 |
相談費用 | 無料 |
相談サービスを利用する際によくある質問

ここからは、保険ショップ等の相談窓口を利用する際によくある質問をチェックしていきましょう。
Q. 無料で相談できるのはなぜ?
来店型保険ショップを含め、相談窓口の利用は基本的に何度でも無料となっています。
なぜ無料で利用できるのかというと、相談窓口が提携する保険会社から代理店手数料や成約報酬等として資金を受け取っているからです。
こうした資金のみで運営を続けられている保険ショップは、それだけ顧客からの相談や契約の実績があるということになるため、安心して利用できると考えて良いでしょう。
Q. 保険相談に最適なタイミングとは?
保険の新規契約や見直しを検討した方が良いタイミングとしては、以下の3点が挙げられます。
ライフステージが変化するとき
家族構成やライフスタイルに大きな変化が生じるタイミング(就職、結婚、妊娠・出産、マイホーム購入、定年退職等)では必要な保障内容も変化する可能性が高く、保険契約を見直す方が多い傾向にあります。
定期保険が満期を迎えるとき
定期保険が満期を迎えると契約更新もしくは異なる保険への切り替えが必要となるため、このタイミングで見直しを行うとスムーズです。
保険料が負担に感じるとき
収支の変化等で保険料の支払いが難しくなった場合は、契約内容を見直して保険料を安く抑えられないかどうか検討することが大切です。
Q. 相談をしたら必ず加入しなければいけないの?
保険契約は任意のため、保険ショップ等の相談窓口を利用したからといって必ずしも契約する必要はありません。
保険ショップ側も強引な勧誘や営業を行うことはなく、現在の契約内容に問題がないと判断すれば商品の提案を行わずに現状維持を勧める場合もあります。
また商品の提案を受けた場合でも、希望に沿っていないと感じれば断ってしまって問題ありません。
保険契約は決して安い買い物ではないため、自身が納得できるまでしっかりと検討するようにしましょう。
記事まとめ

- オンライン・訪問サービスと比較して、来店型保険ショップは思い立ったタイミングで気軽に立ち寄れるといったメリットがある
- キッズスペースの設置や女性スタッフの指名制度等、女性や子連れの方への配慮がされている保険ショップも増えている
- 保険ショップは何度でも無料で利用でき、相談したからといって必ずしも契約する必要はない
確実に相談したい場合は事前予約がおすすめですが、思い立ったときに飛び込みで利用できるという点は来店型保険窓口ならではの魅力だと言えるでしょう。
なお保険ショップによって取り扱っている保険会社・商品には違いがあるので、なるべく複数の保険ショップを利用して自身に合う窓口を探してみるのがおすすめです。